ブックタイトル肺高血圧症を知る

概要

肺高血圧症を知る

06公費負担肺高血圧症は厚生労働省により難病や小児慢性特定疾病の指定を受けていますので、さまざまな医療費助成制度が適応されます。もちろん治療には健康保険が適用されますが、これらの公的な助成制度を利用することによって、患者さんの負担はかなり軽減されます。ただし、どの制度が適応されるかは、疾患の種類や障害の度合いによって異なりますので、まずは主治医や病院のソーシャルワーカーにご相談ください。また、自治体によっては独自で追加的な助成をおこなっている場合や、運用や手続きに多少の違いがある場合もあります。まずは、地域の保健所に問い合わせてみてください。主な助成制度助成制度名対象者手続窓口難病医療費助成制度指定難病として指定されている306疾患の患者さん保健所小児慢性特定疾病医療費助成制度身体障害者手帳18歳未満で14疾患群-704疾病に診断された患者さん（18歳到着後も引き続き治療が認められた場合は、満20歳まで延長可能）身体上の障害により日常生活に支障をきたす方保健所福祉事務所又は市区町村役場障害者福祉担当自立支援医療（更正医療）身体障害者手帳を取得している18歳以上の患者さん福祉事務所又は市区町村役場障害者福祉担当自立支援医療（育成医療）18歳未満の患者さん市区町村の窓口障害年金（障害基礎年金/障害厚生年金）20歳以上で障害等級に該当すると認定された患者さん障害基礎年金：市区町村国民年金担当障害年金：社会保険事務所15