ブックタイトル肺高血圧症を知る

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概要

肺高血圧症を知る

01肺高血圧症とは肺動脈性肺高血圧症ってどんな病気?肺動脈性肺高血圧症は、肺の小動脈が狭くなって血液が流れにくくなることにより、心臓から肺に血液を送る肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなる状態が続く病気です。肺動脈圧の高い状態が続くと、肺に血液を送る心臓の右側に負荷がかかり、拡がったままで元に戻らなくなります。病気の進行とともに心臓の右側全体の機能が低下し、全身の血液の流れに障害がでてきます。1発症期(肺小動脈の狭窄)肺の小動脈が狭くなり、血液が流れにくくなる肺動脈圧が高くなる2病初期(肺動脈圧の上昇)肺に血液を送る心臓の右側に負荷がかかる肺動脈圧がさらに上昇する3進行期(心臓への負担)心臓の右側が拡がったまま戻らなくなる右側左側心臓が肥大する4心不全・全身の血流不足5