肺高血圧症の病態の解明、診断能と治療成績の向上、および治療指針の確立をはかり、貢献することを目的として活動を行っております
2021年度より日本肺高血圧・肺循環学会に「Jamieson CTEPH award」を設ける。
本賞は日本の施設から慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の基礎・臨床研究に関して、すぐれた英語論文を発表した本学会会員に対して、さらなるCTEPH研究の発展を期待して贈呈する賞である。国内から海外への情報発信(論文)を表彰することを目的とする。本賞は学会運営資金より贈呈され、賞状ならびに研究奨励費をもってこれにあてる。公募年度前年掲載のCTEPH関連論文から応募を募り、最優秀賞1名、優秀賞1名を選考する。
本賞の資金は、2020年度 日本肺高血圧・肺循環学会 学術集会(荻野均会長)の運営費より支出される。荻野均先生のライフワークの一つがCTEPH研究であり、日本における肺動脈内膜摘除術の適切な発展に捧げた情熱に基づき設定された賞である。荻野均先生の敬愛されているJamieson教授から、賞の冠にJamieson教授の名前を付けることを正式に許諾頂いている。なお研究内容は肺動脈内膜摘除術に限定されず、CTEPH全般の基礎・臨床論文を対象とする。
2023年12月1日~2024年3月31日(必着)
(書類一式を日本肺高血圧・肺循環学会事務局 応募フォーム よりアップロードしてください。)
http://jpcphs.org/about/societyaward/cteph.php
HPの「本学会について」「学会賞」「Jamieson CTEPH award」に募集要項が掲載されています。
2024年度「Jamieson CTEPH award」 選考委員
選考委員長
荻野 均(医学研究所北野病院 心臓血管外科)
選考委員
江本 憲昭(神戸薬科大学 臨床薬学講座)
田邉 信宏(千葉県済生会習志野病院 肺高血圧症センター)
松原 広己(国立病院機構岡山医療センター 循環器科)